FP2級と宅建、どっちが難しいか
8分結論合格率だけを並べると宅建のほうが難しく見えますが、2つの数字は同じものを指していません。FP2級の合格基準は学科が60点満点中36点で固定されていて、公表合格率は同一問題でも実施団体で大きく割れます。宅建は合格基準点そのものが年度ごとに動き(直近10年で50問中33点から38点)、そのうえで合格率は10月試験で15.4%から18.7%の範囲に収まってきました。集計している期間もそろっていません。つまり宅建は何点取れば受かるかを受ける前に確定できず、FPは確定できます。ここから先で比べられるのは3つです。受ける前の条件は逆向きで、宅建は誰でも受験でき、FP2級は3級合格などの受検資格が要ります。落ちたときのコストは、宅建が年1回で次は12か月後・8,200円は返らないのに対し、FP2級は前回の合格発表日の翌日以降に受け直せます。合格したあとに要るものも違い、FP技能士は合格で名乗れますが、宅建士は登録と宅地建物取引士証の交付が別に必要です。どちらが難しいかを決めるより、1回の失敗に何を払えるかで選ぶほうが判断には使えます。
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