FP技能検定 3級・2級
独学で足りるか。そもそも受けるか。
FP3級・2級を独学で取ったときに、決める前に知りたかったことをまとめています。きんざいとFP協会の どちらで受けるか、3級を飛ばしていきなり2級でいいのか。調べると答えが割れる問いばかりだったので、 自分が何を見てどう決めたかを、公式情報と一緒に残しています。
FP2級は独学で足りるか、講座を使うか
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FP2級は独学で足りるか、講座を使うか
7分結論独学で足りるかは、過去問を本番形式で解いて総得点が学科の合格ライン(60点満点中36点)に届く見込みが立ち、つまずいた分野の理由も無料解説か市販テキストで追えるかで測れます。届くなら、講座を足す根拠はまだ見当たりません。講座が距離を縮めうるのは、無料解説でも市販テキストでも前提の用語から追えない分野が残る、または同じ論点の誤答が繰り返し残って理由を説明できない、といった外形的な条件がそろったときです。ただし講座がその分野を扱うかは目次や範囲で確かめられても、その説明で理解が実際に埋まるかは受講し切るまで外から分からないので、目次や範囲で確かめてから候補にします。合格率の高低は判断材料になりません(合格率は受検者層で動くため)。3級を飛ばして2級を受けたい場合だけは別軸で、AFP認定研修(基本課程)付きの講座は修了そのものが受検資格になります。
FP3級の教材に、お金を払う必要はあるか
5分結論試験問題と正答は両団体が3級ぶんを公式サイトで無料公開しています。ただし公式の模範解答は正答だけで、理由の解説は付きません。理由の解説は無料の過去問解説サイトでも得られるので、問題・正答・解説まで0円でそろう経路があります。有料の体系テキストに価値が出るのは、無料の解説でも用語から追えない分野が残り、本の見本で中身を確かめて不足が埋まると分かったときです。要否は、無料でどこまで埋まるかを実際に試してから決められます。運営者は参考書をほぼ使わず短期間で合格しましたが、これは例外の1例で、一般にはテキストが要る人もいます。有料テキストの中身は運営者が使い込んでおらず、実体験としては評価していません。
FP3級を取る意味はあるか
3分結論3級は受検の間口が広い入口で、合格すると一生有効の3級技能士を名乗れます。上に2級があり、その2級も3級なしで受けられるため、3級単独をゴールにすると「意味ない」と言われる面はあります。一方、2級の受検資格の1つが3級合格で、範囲は級を問わず同じ6分野なので、2級へ進む・基礎を一度通すという目的があるなら通過点として意味があります。就職や実務での評価は求人側の要件しだいで、この記事では扱いません。
いきなりFP2級は受けられるか
7分結論受けられます。ただし2級には受検資格があり、3級合格・2年以上の実務経験・AFP認定研修修了・旧審査試験合格のいずれか1つが必要です。実務経験などに当てはまらない人に残るのは、実質「3級を先に受ける」か「AFP認定研修(基本課程)を修了する」の二択。費用の見通しを立てやすいのは3級経由で、3級試験を挟まず学びたいなら認定研修です。AFPへはどちらのルートからでも進めます。
過去問だけでFP3級に受かるか
4分結論過去問だけで受かるかは、問題を解くだけか、解説まで読むかで変わります。答えを覚えるだけの回し方は、条件を変えた設問で崩れやすい進め方です。理由まで追う回し方なら、体系的なテキストなしで受かる人もいます。ただし公式で無料なのは問題と正答までで、理由の解説や複数回分の演習は無料の過去問解説サイトが担う形です。足りたかは、本番と同じ問題数・時間で自分の得点が合格基準の6割に安定して届くかで測ります(6割は合格を保証する線ではなく、距離を観測する線です)。解説でも埋まらない分野は、そこだけ教材で補う対象です。運営者は過去問中心で合格しましたが1例で、過去問だけで誰でも受かるとは一般化できません。